2024-04-23
ケガしたこどもの歯のその後
だいぶ更新が空いてしまいました。
こんにちは。
前の続きをお話しします。前回まではケガした歯の種類や治療をお話ししましたね❤️
(前のブログは下記です)
こどもの歯のけが🦷乳歯はどんな対応したらいいの?🦷
こどもの歯のけが🩹の種類🦷
では、ケガしたその乳歯はその後どうなるのでしょうか?
今日はそれについてお話しします。
転んだりぶつけたりして、なんらかの力がかかった乳歯は…
歯の色が変わる
歯茎が腫れる
早く根がとけてくる
逆に根がうまくとけてこない
歯茎が腫れる
早く根がとけてくる
逆に根がうまくとけてこない
と言うようなことが起こることがあります。
歯の色が変わる
少し歯の色がグレーっぽい、黒っぽい色になってきます。ぶつけたりした直後に起こるのではなく、時間の経過で段々と歯の中にある神経が壊死して歯の色が変わります。早くて2週間くらいかかります。もっと時間が経ってから起きることもあります。
歯の色が変わってるだけなら、何もせず経過を見ていきます。
少し歯の色がグレーっぽい、黒っぽい色になってきます。ぶつけたりした直後に起こるのではなく、時間の経過で段々と歯の中にある神経が壊死して歯の色が変わります。早くて2週間くらいかかります。もっと時間が経ってから起きることもあります。
歯の色が変わってるだけなら、何もせず経過を見ていきます。
歯茎が腫れる
歯の神経が壊死した後に、感染してくると、根っこの先に膿が溜まってくることがあります。その膿が外に出てこようとして歯茎に腫れを起こします。
その膿が次の永久歯に影響を与えることもあるため、膿を引かせるために根っこ(神経を取る)の治療が必要です。この治療は腫れが引くまで数回かかります。腫れがずっと引かない場合は、次の永久歯への影響を考えて、乳歯を抜くこともあります。抜いた後に子ども用の入れ歯を作ります。これは次の永久歯が生えてくるまで使います。
歯の神経が壊死した後に、感染してくると、根っこの先に膿が溜まってくることがあります。その膿が外に出てこようとして歯茎に腫れを起こします。
その膿が次の永久歯に影響を与えることもあるため、膿を引かせるために根っこ(神経を取る)の治療が必要です。この治療は腫れが引くまで数回かかります。腫れがずっと引かない場合は、次の永久歯への影響を考えて、乳歯を抜くこともあります。抜いた後に子ども用の入れ歯を作ります。これは次の永久歯が生えてくるまで使います。
早く根がとけてくる
ぶつけたりした歯は通常の生え替わりの時期よりも早く根が溶けてきて揺れてくることがあります。もしかなり早い段階で抜けてしまうようなら、次の永久歯が生えてくるまで、子ども用の入れ歯を作り使ってもらいます。
根が溶けているだけで歯茎の腫れがない場合はそのまま様子を見ていきます。
ぶつけたりした歯は通常の生え替わりの時期よりも早く根が溶けてきて揺れてくることがあります。もしかなり早い段階で抜けてしまうようなら、次の永久歯が生えてくるまで、子ども用の入れ歯を作り使ってもらいます。
根が溶けているだけで歯茎の腫れがない場合はそのまま様子を見ていきます。
うまく根が溶けない
腫れをおこして根の治療をした(神経をとった)歯は、生え替わりの時期が来ても、根が溶けなくてうまく抜け変わらないことがあります。もし次の永久歯が出てきても抜けていない場合は、その乳歯を抜く必要があります。
腫れをおこして根の治療をした(神経をとった)歯は、生え替わりの時期が来ても、根が溶けなくてうまく抜け変わらないことがあります。もし次の永久歯が出てきても抜けていない場合は、その乳歯を抜く必要があります。
いずれの場合でも、様子を見て治療法を選択する必要があります。ぶつけたりケガをした乳歯は経過をみてかなければならない事がお分かりいただけたと思います。
定期検診と同じように、ケガをした後も一緒にその乳歯をチェックしてもらいましょう✅
根の溶け具合などをみるには、レントゲン撮影が必要になることがあります。
次の回では、乳歯をケガした後に起こるかもしれない永久歯(次の大人の歯)への影響をお話しします☺️
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