歯周病とは
歯の周りの組織が細菌によって破壊されていく病気です。
歯茎だけではなく顎の骨が溶ける怖い病気です。
進行すると、歯が抜け落ちるだけではなく身体全体の様々な病気や不調を併発してしまいます。
歯周病を放置すると「歯周ポケット」が深くなります。
2mm以下なら健康、それ以上深くとなると歯周病の可能性があります。
歯周ポケットとは?
健康な「歯」は「歯ぐき」とぴったり密着しており、その境目には、わずかな隙間「歯肉溝(しにくこう)」があります。
この空間が「歯周ポケット」と呼ばれています。
この「歯肉溝」に歯垢がたまると、歯肉が炎症を起こし腫れていき、「歯」と「歯ぐき」の密着が次第に剥がれてしまいます。
ポケットが深くなっていくにつれてより歯垢や細菌がたまりやすくなり、歯周病の症状も悪化していきます。
ご自身で汚れを除去できるのは2mm 以下が限界で、それ以上深くなると歯科医院での専門的な清掃が必要となります。
歯周病は自覚がなく進んでいく病気
歯周病は自覚がなく進んでいく怖い病気です。早期の発見が大変重要です。虫歯ではなくとも、歯茎の痛みや、歯茎の腫れが気になる方は歯医者さんで早めに検診されることをお勧めします。