子供、大人の歯の生え始め、生える順番、大人の歯への生え変わり時期について☆
今月は、お子さんの歯の生える時期などについてお話をしようと思います。
みなさんは、子供の歯(乳歯)や大人の歯(永久歯)がいつ頃から生え始めてくるかご存知ですか??
歯の生える時期、順番は個人差がありますが、初めに生えてくる子供の歯は生後7~8ヶ月頃で前歯となります。一般的には下の前歯となります。
その後1歳6ヶ月頃に奥歯が生え、2歳6ヶ月~3歳には合計で上に10本、下10本で計20本の子供の歯が生え揃い、乳歯列完成となります。
大人の歯の生え変わりは5歳半~6歳頃で主に下の前歯か奥歯の奥に6歳臼歯(第一大臼歯)と言われる歯が生え始めます。この6歳臼歯(第一大臼歯)が噛み合わせの中心となり歯並びの基礎となる歯となります。
永久歯は顎の大きさに合わせて12歳頃に上に14本、下に14本で計28本の永久歯が生え揃います。
また親知らずはまだ奥に生えてきます。時期は18歳~20歳頃となります。横に生えてきたり、生えてこなかったり、真っ直ぐに生えてきたりと個人差がある歯になります。
大切なお子様のお口の健康を守る為に大事なこと!!
○毎食後の歯磨きの習慣をつけること
○保護者の方による出来るだけ明るい部屋で寝かせて仕上げ磨きをして頂くこと
○甘いおやつ、ジュースをダラダラたべたり飲んだりさせないこと
○定期的にお口の清掃やフッ素塗布を行うこと
○奥歯の溝が生えてきたら虫歯予防処置のシーラント(ブログ参照)をしてもらうことをオススメします
終わりに、、、
当院ではシーラントやブラッシング指導を行なっています。お子様の年齢やお口の状況に合わせた適切な口腔ケアを行い正しいブラッシング方法や生活習慣を身につけることで全てのライフステージにおいて一生涯お子様のご自身の歯を残していることを目指しています。
また当院ではお子様の虫歯治療、虫歯予防には日本小児歯科学会認定小児歯科を専門とする歯科医師、また歯並び、噛み合わせについては矯正歯科を専門に行う歯科医師が担当しています。
お子様の歯のことで少しでも気になることがありましたらお気軽にスタッフにお尋ね下さいね♪
こちらの過去のブログも合わせてお読みください。
小児歯科を専門とする歯科医師だからできる。1歳半ごろからの虫歯予防「シーラント」ってご存知です?