2020-10-14

歯科用のレントゲンやCTについて

涼しい日もでてきています。

寒暖の差で体調を崩したりされてませんでしょうか。

さて 本日は歯科用レントゲンやCTについてのお話です。

レントゲンについてどのようなイメージをお持ちでしょうか?

被ばくしそうで恐い
どうして種類の違うレントゲンをとるのかな? 等々‥

当院では新型低被ばく型デジタルレントゲン機器を導入し、「歯科用パノラマ」「歯科用デンタル」「歯科用CT」「セファロ」を必要に応じて、主治の歯科医師の判断により説明とご理解をいただいた上で、治療には欠かせない必要最小限の枚数と頻度で撮影しております。

レントゲン撮影の必要性についてまとめると

1 歯根の確認
根の先に病巣や炎症が起きていないか診断します。

2 虫歯の診断
歯と歯の間は、視診では確認できない虫歯が無症状で大きく進行することがよくあります。早期診断に必要です。

3 歯周疾患の診断
歯を支えている骨の状態を調べます。
歯周疾患が進行すると骨吸収されていくのでその状態を診断します。

4 詰め物の状態の確認
歯と詰め物や被せ物の間に細菌が侵入し 二次的な虫歯になることがあります。
早期に発見することで虫歯の進行を防ぐことができます。

5 歯の本数の確認
小児の患者様に関しては顎の骨の中に永久歯がそろっているか診断します。

6 矯正治療の診断
上下の顎の大きさやズレ・顎の形・歯の傾き具合・バランスについて診断します。

7 インプラント治療の診断
インプラントを埋め込む際の位置の確認のために立体的に歯や骨の位置を確認し、診断します。

もちろん撮影する際の対策も講じており、撮影時に防護衣という放射線源の透過を緩和し 身体への影響をさらに抑えるエプロンを着用していただきます。

少し難しいお話になってしまいましたが、なにか分からないことがございましたらいつでもお気軽にご質問くださいね!

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