2022-04-08
こどもの歯のけが🩹の種類🦷
こんにちは。今回はこどもの歯のけがについてお話ししたいと思います。
お子さんの歯のけがは保護者の方や、周りの方も動揺してしまい、どうしたらいいのかアタフタしてしまいますよね。
乳歯のけがは歩き始めた時期から2歳ごろに多く、患者さんは上の前歯をぶつけて来院される方が多いです。
永久歯のけがは、小学校に入って行動範囲が増え活発になった時期から3〜4年生ごろが多く、やはり上の前歯をぶつけて来院される方が多いです。
けがをした時は、歯だけではなく、唇や頬などもけががないかを見ることも必要です。いつ、どこで、どんなふうにけがをしたのか伝えられるようにしましょう。
歯のけがには種類があり、大まかに分けると、
①ぶつけただけ(位置などに変化なし)
②歯の位置が変わった
③歯や根が欠けた、折れた
④歯が全部抜けた
の4種類になります。
乳歯のけがは、けがをした乳歯自体はもちろん、その後に生えてくる永久歯にも影響を及ぼす可能性があります。どの状態でも必ず歯医者さんに診てもらいましょう。
永久歯をぶつけ、全部抜けてしまった場合は、処置を急がなければならないことがあります。歯科医院を受診される際は、いつ、どこで、どのようにけがをしたのか出血はあったか、意識はしっかりしているかなど、けがをしたことを歯科医院に電話してから受診するようにしましょう。
次回は、実際に歯をけがしてしまった時にどういう対応をすればよいのかについて、ご説明します!
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